変形性関節治療
科学的根拠に基づく再生医療アプローチ
変形性関節症とは
関節軟骨がすり減ることで、痛み・腫れ・動きの制限が起こる進行性の疾患です。
特に50歳以上の方に多く、高齢化に伴い患者数が増加しています。
発症しやすい人の特徴
- 長年のスポーツ活動(ランニング・ジャンプなど)
- 建設業・農業など関節に負担のかかる職業
- 重労働や長時間の立ち仕事
- 過去のケガや家族歴がある人
- 肥満の人
当クリニックでは、痛みを抑える対症療法に加え、細胞レベルで修復・再生を促す先進医療を導入。つらい症状の根本改善を目指します。
治療について
私たちは、科学的根拠に基づく再生医療を中心に、患者様一人ひとりの症状に合わせたオーダーメイドの治療プランをご提案しています。
当院の主な治療法
幹細胞治療(自己脂肪由来)
患者様ご自身の脂肪組織から採取した幹細胞を活用し、損傷した関節軟骨の修復を促進します。幹細胞の持つ多分化能と抗炎症作用により、単なる症状緩和ではなく、組織再生の可能性を開きます。
幹細胞治療(自己脂肪由来)についてPRP治療(多血小板血漿)
自己血液から抽出した成長因子が豊富なPRPを関節内に注入することで、組織修復を加速させ、炎症を抑制します。低侵襲で安全性の高い治療法として、世界中で広く実施されています。
PRP治療(多血小板血漿)についてPRP × 幹細胞 複合治療
PRPと自己脂肪由来幹細胞を組み合わせることで、それぞれの治療法の利点を最大限に引き出す複合治療です。相乗効果により、より高い治療効果が期待できます。
運動療法・リハビリテーション
専門的知識に基づいた適切な運動療法により、関節周囲の筋力強化や柔軟性の向上を図ります。日常生活での関節の負担を軽減し、治療効果の持続をサポートします。
対症療法(ヒアルロン酸注射・ステロイド注射)
関節内にヒアルロン酸を注入することで関節の潤滑性を高め、痛みや炎症の緩和を図ります。また、急性期の強い炎症に対しては、ステロイド注射による迅速な症状改善も選択肢として提供しています。これらの治療は即効性がありますが、根本的な組織修復を目的とした他の治療法と組み合わせることで、より総合的なアプローチが可能になります。※保険適用外です
当院の特徴
安心して再生医療を受けられる、5つのポイント
1
低侵襲
すべての治療が日帰りで可能なため、体への負担が抑えられます。
2
自己由来の治療
自分自身の細胞や成分を使用するため、拒絶反応やアレルギーのリスクが最小限に。
3
根本的アプローチ
痛みを抑えるだけでなく、組織修復や再生を促進します。
4
オーダーメイド治療
患者様の状態や生活スタイルに合わせた最適な治療計画を立案します。
5
術回避の選択肢
手術を避けたい方や手術適応とならない方にも、治療の選択肢をご提供します。
治療が適応となる症状
- 膝、股関節、肩、肘、足関節などの痛みやこわばり
- 軟骨のすり減りや変形性関節症の痛み
- 関節の腫れや機能
- 手術後や外傷後の持続する痛み
- 気象変化による関節痛
- 関節可動域の制限
- 長期間持続する慢性的な痛み(神経痛、筋膜性疼痛、線維筋痛症など)
- 腱鞘炎の再発や長時間の歩行時の持続痛
- 過去のケガや炎症の影響がある人
- 従来の治療では十分な効果が得られない難治性の慢性疼痛